top of page
検索

あと一週間で遠隔授業

 今日、二度目の初年次セミナー担当者による遠隔授業のためのgoogle meetとclassroomの練習をした。今日はS先生が教師役を務めた。なので、生徒(学生)役としてふるまうのだが、なかなか要領のつかめないこともある。学生向けにていねいなマニュアルを作らないといけないことを実感する。おそらく、一年生はパソコンにきちんと向き合ったことはあまりないのではないかと推察する。それとスマホしかネット環境を持たない学生も多い。さらに伝え聞くところではスマホしか使わないので、キーボードを打てない学生も多いということだし、学生の身になってマニュアルを作らなくてはならない。

 で、前回の練習のあと、classroomとmeetを並べてみる方法について、練習の間に学んだやり方(われわれも試行錯誤で学び中だということ)をスクリーンショットをつかってマニュアルを作ってみた。

 さらにしなくてはならないのは学生に質問なり、課題なりを出していく時にどういうふうに学生が答えたり、レポートを提出したりするかをやはりていねいに説明するマニュアルを作らなくてはならないことだ。教務課が作成してくれたマニュアルもそれなりに努力して作られていて、とても役に立つのだが、実際の授業でのとまどいやもたつきまでは手が届いていない。それは教育現場に入るわれわれの仕事なのだろう。

 ということで、学生役をして、もたつきながら、何処で何をもたつくのかを確認しながらマニュアルを作らなければならないだろう。なにしろ80人ほどの授業(遠隔授業はもはや講義ではない。新たな授業の形式である)をやればどれだけのもたつきが生じるのか想像がつかない。というより、かなりの高い数字を想像すべきなのだ。

 なぜそう思うのかというと、学生時代に英会話の授業が機械の前でヘッドフォンをあててやるものだった。その機器の操作がうまくできなくて投げ出してしまった経験がある。かなり自分の中で痛い記憶だ。

 学生をそういう機器の所為で学びから逃げ出させたくない。機器を使いこなしてもらいたい。それにはまずマニュアルに使われる用語から初心者の目線で作っていかなくてはならない。マニュアル用語や叙述は製作者の言葉で書かれていて、初心者の言葉では書かれていない。殊にIT関係ではそうである。さきほど何かのマニュアルをネットで見たのだが、その目次の中にカタカナ以外の文字がひとつもなかったことに驚いた。カタカナの用語というのはコンピューターに通じている人たちにとっては常識なのだろうが、ふつうの初心者にはなんのことだかわからないものが多々ある。

 なので、学生がしなければならない作業をていねいに図示して説明するマニュアルを作らねば、と思った次第である。それには授業のプロットをきちんと作り、かつ通信量の節約を考慮して学生の作業時間を作り、そこで何をするかを決める。そういう台本作りをしなくてはならない。時間がない。まだ最初の1限目にどういうことが必要かが定まらない。

 1限目の台本ができればそれ以降もなんとかなるような気がしている。で、今日も足踏み。明日、明後日くらいで完成させないといけない。でないとまにあわない。科目は三つ。うーん、時間がない。


 
 
 

コメント


bottom of page